Spine
「脊椎」とは体を支える背骨のことです。首から腰へ順番に、「頚椎」「胸椎」「腰椎」「仙椎」と分けられます。 運動神経や感覚神経などの脊髄神経や内臓を保護するとともに、体を支えたり動かしたりする機能もあります。
Femur
人体最大の骨。それが「大腿骨」です。大腿骨は、股関節と膝関節をつなぐ太ももの骨のことです。 体重を支えるために人体の骨の中で最も大きいのが特徴。歩行に重要な役割を担う筋が付着しています。 骨粗鬆症が進むと転倒した際に折れやすく、日本では年間約20万人が骨折しています。
部位
脊椎(背骨)
疾患
腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア・脊椎圧迫骨折など
Spineが意味する「脊椎」の疾患は痛みやしびれを伴い、運動機能にも支障をきたすこともあります。治療にはまず理学療法などを行い、改善しない場合に手術にいたります。KiSCOでは骨を固定・補強する「インプラント」や、神経への圧迫を取り除くための「脊椎内視鏡」製品などを通じて、患者さんの痛みやしびれを緩和し、生活の質を改善に貢献しています。
製品名
製品概要
手術器械のディスポーザブル化を実現したペディクルスクリュー・腰椎および頚椎ケージシステム
引抜強度UPを目指しDual Cylindrical Core Screwを採用したペディクルスクリューシステム
PEEK製の開大型腰椎後方固定用ケージ。患者個々の椎間高にフィットさせ、局所前弯の保持と前方支柱の安定を同時に獲得が可能に
チタン製の開大型腰椎後方固定用ケージ。患者個々の椎間高にフィットさせ、局所前弯の保持と前方支柱の安定を同時に獲得が可能に
椎体アライメントを考慮した形状かつ大きな骨癒合スペースを確保したTLIF用ケージ
開大型頸椎前方固定用ケージ。楔状開大により椎間板高と頚椎前弯角の獲得が可能に
開大型頚椎前方固定用ケージ。楔状開大・椎体終板にフィットしたアナトミカル形状
“In-situ Short Fusion”に用いる頚椎~腰椎まで固定できる棘突起プレート
内視鏡システム全体を“進化”させた新たな脊椎内視鏡システム
部位
大腿骨近位部(股関節の付け根側)
疾患
大腿骨頸部骨折・大腿骨転子部骨折
Traumaとは「組織の損傷」のことで、整形外科では主に骨折を意味します。治療する際は手術によって金属のプレートやスクリューのインプラントを体内に挿入し、骨を固定します。KiSCOでは、体重がかかる大腿骨を固定するインプラント製品を通じて、患者さんが再び歩けるようになるまでの日常生活を支えています。
製品名
製品概要
大腿骨近位部骨折の合併症低減を目指し、最新の整復器械を標準化した髄内釘
術中・術後の適切な整復位の維持をすることが可能な後外側骨片固定専用プレート
日本人の解剖データから創られた国内初の大腿骨頚部・頚基部骨折固定システム
スライディングとコンプレッションの両方を実現した大腿骨頸部骨折専用インプラント
MicroPort社から導入しているModur Neck人工骨頭・人工股関節システム